ティソ

ティソ(TISSOT)PRXの評価・評判は?

ティソは創業から150年以上の老舗時計ブランドです。

これまで数々の名作を生み出し、時計業界を支え続けています。そんなティソから2021年にラグスポ時計の「PRX」が発売されました。見た目の高級感から想像できないほどリーズナブルな値段設定で大きな人気となっています。

今回はティソの歴史やPRXの魅力について紹介します。コスパの高い高級感のあるラグスポ時計が欲しい!と考えている方は参考までに是非ご一読ください。

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ティソとは?

ティソは1853年にスイスのル・ロックルで創業しました。

150年以上の長い歴史を持つ老舗ブランドです。シャルル・フェリシアン・ティソ氏とその息子シャルル・エミール氏によって生まれました。

創業当初の時計業界は家内生産の懐中時計が一般的でした。その中でティソはいかに品質を揃えて生産数を増やすかを常に考え、技術の進歩を続けました。

結果として生産ラインの機械化をいち早く成し遂げ、精度の高い時計の量産に成功します。

その後1930年には防磁機能を備えた時計を開発するなど、近代的な生産力や技術力の高さを武器に時計メーカーとしての地位を確立しました。

また、ティソはヨーロッパを中心に広まると、その後販路をアメリカにも広げていきます。創業者の1人がアメリカへ渡った経験があり、それを足がかりとして多くの時計を販売しました。

時代が進むにつれてデジタル時計の流行が訪れますが、そこでもティソの技術力は負けません。世界で最初のプラスチック時計を発表し、さらに人気を高めました。

近年でもその精度の高さは世界中で評価されています。

MotoGPやNBA、ツール・ド・フランスなどさまざまなスポーツとパートナーシップ契約を交わし公式タイムキーパーを務めるなど、時計業界を飛び越えて多くの人に注目されているブランドです。

PRXの魅力

ここからはティソのラグスポ時計「PRX」について紹介します。

ティソでは1970年代後半に「Tissot PRX」というモデルが発売され、ブランドを代表とする人気モデルとなりました。

それが2021年に現代の要素を取り入れて「ティソ PRX」として復活します。1970年代のヴィンテージ感とスポーティな印象が合わさった、高級感溢れるラグスポ時計へと生まれ変わりました。

「PEX」のコレクション名は、”Precise and Robust”(高精度かつ堅牢)に由来し、“X”は防水性能が「10」気圧のスペックを持つことを表現しています。

PRX クォーツモデル

機械式に先んじて発売されたクォーツのラインナップにおいては、サイズが35mmと40mmの2つ、厚さは約10mmと適度な存在感を放ちます。

また、外装にはステンレススチール「316L」が採用されており、錆や腐食に強いのも嬉しいポイントです。


こちらは使い勝手が良いオーソドックスなブラック文字盤。


ビジネスシーンでも使えるクリーンなブルー文字盤も美しいですね。


清潔感あふれるシルバー文字盤のラインナップも。

文字盤はシンプルで洗練されたデザインとなっています。色展開はブラック、ブルー、シルバー、グリーン、ライトブルーと豊富で、レザーベルトモデルも登場しました。

ポリッシュされた美しい流線を描くラウンドケースが高級感を添えてくれます。

価格は5万円代とラグスポ時計の中ではかなりリーズナブル。後ほど紹介する、実際に手に取った方からの評判でも価格面に対するポジティブなコメントが多く、高級感と手頃な価格設定から、PRXは多くの人に愛用されています。

PRX 機械式モデル

そして、その後クォーツモデルのPRXを元にして、機械式(自動巻き)モデルの「ティソ PRX オートマティック」が発売されました。

PRXオートマティックには高性能ムーブメント「キャリバーパワーマティック80」が搭載されており最長80時間の駆動が可能です。

また、非磁性合金の「ニヴァクロン」を使ったヒゲゼンマイで構成されており、スマートフォンやパソコンなどの電子機器が発生させる磁気への耐性が高まっています。そのため、長く使っていても時間が狂うことがほぼありません。

さらにパーツ自体に耐磁機能が備わることで、裏蓋が必要なくなります。裏面はシースルーになっていて、ムーブメントの動きを眺めることが可能です。



デザイン面はクォーツモデルと基本的に同じですが、文字盤の表面に若干の違いがあります。

クォーツモデルはフラットでツヤのあるデザインだったのに対し、自動巻きモデルでは、凹凸感のある「エンボスド・チェッカード・パターン」が採用されています。


これにより立体感が増し、より華やかな印象になりました。ティソのPRXを知っている方からすると、この文字盤で「お、機械式モデルだ」と密かにわかるのも上品で良いですね。

ちなみに価格は9万円台と、クォーツモデルと同じく完成度に似合わず格安。ラグスポ時計の入門機にもピッタリです。

「どうしてもムーブメントにこだわりたい!」という方は機械式モデルも検討してみてはいかがでしょうか?

ティソ PRXの評価・評判

ティソのPRXは、2020年代にリリースされ、その独特なデザインとアクセスしやすい価格帯で注目を浴びました。以下は、市場からの主な評価・評判をまとめたものです。

レトロモダンなデザイン
PRXは1970年代のデザインを彷彿とさせるスタイルを持っており、レトロな雰囲気と現代の洗練されたデザインが融合しています。このデザインは、多くの時計愛好者やファッション関心者から好評を得ています。

価格帯
ティソは、スイスの時計ブランドとしてはエントリーレベルの価格帯を持っており、そのため多くの人々がスイス製の時計を手に入れる入口としてPRXを選んでいます。質の高さとリーズナブルな価格は、非常に魅力的と受け止められています。

クオーツと自動巻きの選択
PRXはクオーツモデルと自動巻きモデルの両方をラインナップに持っており、ユーザーの好みや予算に応じて選べる点が評価されています。

ブレスレットの評価
一部のレビュワーやユーザーは、PRXのブレスレットの快適さやフィット感を特に高く評価しています。特に、その独特な形状が肌にしっかりとフィットする点が挙げられています。

ブランドの信頼性
ティソはスイスの老舗時計ブランドとしての信頼性があり、その品質を継続して提供している点もPRXの評価に寄与しています。

一方で、ある程度の分極化も見受けられ、全ての人々がデザインを好むわけではないという意見も一部には存在します。しかし、全体としては、ティソのPRXはその価格帯での高いコストパフォーマンスと独特なデザインで、市場から高い評価を受けています。

ここからは、ティソのPRXを実際に購入した人の口コミをみてみましょう。

https://twitter.com/b1nuSoALwxt0yko/status/1394135457944928258?s=20&t=fuwudCZuIO37_n9BgAx2fQ

PRXの魅力は何と言ってもコスパの良さ。高級時計が初めての方でも取っつきやすい値段設定で、高い評価を受けているポイントとも言えます。ティソは知る人ぞ知る的な要素もあるので、いわゆるミーハー的なチョイスを避けたい方にもおすすめです。

PRXは発売後もどんどん新色が追加されています。さまざまなカラーが発売されているのでチェックしてみましょう。特に近年トレンド入りしていたグリーンカラーは評判も良く、おすすめです。

https://twitter.com/YHYkGo2mPRRJgU2/status/1536610189809696768?s=20&t=fuwudCZuIO37_n9BgAx2fQ

PRXは35mmとラグスポ時計の中では小振りなサイズが展開されています。どうしても40mm付近がメインの展開となりがちな高級時計ブランドのなかで、このサイズ展開はかなり嬉しいポイント。手首の細い方でもフィット感抜群です。

自動巻きモデルPRXは表面が凹凸になっており、より立体感を感じられます。このあたりもラグスポの祖ともいえるオーデマ ピゲのロイヤルオークや近年人気沸騰中のモーリス・ラクロアのアイコン的なデザインを彷彿とさせてくれますね。ケースとブレスレットの一体感も見事です。

https://twitter.com/alex_west_ten/status/1406431844774465539?s=20&t=c-pb8tc0zjOCrGcia7EQbw

ティソのPRXを一度手に取ったら、きっと「こんなにコスパの良い時計が他にあるのかな」と驚くことでしょう。すでにメインの1本目をお持ちの方にも、セカンドウォッチとしてもおすすめです。

まとめ

今回はティソのラグスポ時計「PRX」について紹介しました。

PRXの魅力は何と言ってもその高級感に似合わない価格の安さです。クォーツモデルは5万円台、自動巻きモデルは9万円台で購入でき、SNS上でもそのリーズナブルさは高く評価され、評判になっています。

ただ、もちろん安いだけではありません。創業150年の歴史の中で培われた技術で加工されており、10万円以上する時計にも引けを取らない高級感があります。

ラグスポ時計を購入したいと考えている方は、是非ティソのPRXも選択肢の一つに加えてみてはいかがでしょうか?

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